ーJATACの理念ー |
スポーツ外傷、障害予防の立場からスポーツを支えるために・・・ |
ジャパン・アスレチック・トレーナーズ協会は,平成7年7月に財団法人柔道整復研修試験財団の主催する「スポーツ科学講習会修了者が母体となり設立されました。 競技スポーツであれ、市民スポーツであれ、額に汗することの楽しさは、生きていることの実感を享受する上で、何事にも代えがたいものです。しかしどのようなスポーツでも活動が不適切である場合、障害の発生が危惧されます。スポーツ医科学を基盤にしたスポーツ活動の継続こそ”Sports For All”が目指した理念です。 本会は柔道整復師が日常の業務の中で、多様なスポーツ障害に対して医療の視点からのみならず、予防の視点を重視した対応を通して、人々の健康増進に積極的に貢献する方策を実践するために設立されました。 柔道整復接骨医学の研究成果を基盤にして、競技スポーツや市民スポーツにおけるスポーツ障害の悪化を抑え、さらにスポーツ障害の予防を積極的に対応し、我が国のスポーツ活動の発展に寄与しようとする団体です。 |
NPO法人JATACは全国各地でボランティアトレーナー活動を行っております。トレーナー派遣,スポーツ障害及びコンディショニング等に関する質問は,本部事務局までご連絡下さい。
JATAC北海道支部 活動状況 |
・全北海道空手道選手権大会 救護係り (平成13年~現在) |
・平成14年 1月 帯広スケート国体(コンディショニング、トリートメント) |
・平成14年 8月 全国族器移植者スポーツ大会(救護、コンディショニング) |
・平成14年12月 第2回全日本新体操クラブ団体選手権 (救護、コンディショニング) |
JATAC 活動状況 |
JATACは、全国の市民ランナーを応援しています。
2013/2/24 東京マラソン ランナーケアに行って参りました。
東京マラソンでのケアは毎年好評を頂いており、選手からは感謝の言葉を掛けて頂きました。
インタビューエリア
★エリートブース
エリート選手のケアブースは仕切りが設置してあり自由な格好でケアを受けて頂けます。
一般選手の場所
東京マラソン 2008 |
活動前の打合せ
20台のベッドを並べてケア
順番を待つ選手達
活動終了後、会場で記念撮影
(東京ビックサイトより)
●トレーナー 参加者
北海道 :小野寺恒己・加藤吏功・工藤四海・佐藤勇司・田中稔晃
岩手 :山内春雄 山形 :、芹川武志
茨城 :坂巻庸隆・初沢修 栃木 :永井裕孝 群馬 :片貝浩二・須永俊男
埼玉 :池田晃一・泉清・今井裕之・香取晃・竹内貢・畑中仁堂・山本清次
千葉 :高橋良典・小野寺淳・菊地俊紀
神奈川 :菅俣弘道
東京 :荒井俊雅・伊澤政男・輿水正子・沢田茂・白寄和宏・渡邊潔
滋賀 :高須英世 大阪 :前田為康
和歌山 :岡村大
ご協力ありがとうございました。
東京マラソン 2007 |
平成19年2月18日(日)、都心を世界のトップと市民ランナーが一緒に走る国内最大級の東京マラソンが開催され、約30,000人が駆け抜けた。
あいにく冷たい雨の中、9時5分東京都庁前を最初に車椅子のランナーがスタート。5分後、日比谷公園までの10kmコースに臓器移植者や障害者を含む4,800人、東京ビックサイトまでのフルマラソンに26,000人が一斉にスタートする。
沿道には178万人がランナーに声援を送り、制限時間を7時間に設定したため96.4%が完走した。
JATACでは菊地事務局長以下11名が8時30分日比谷公園に集合。メディカルセンターには医師、看護師など10名が待機する。
我々にはすぐそばの仮設テントが用意されているが、テント内には備品が無く、事務局長と本部へ交渉に行くも担当者もわからない状態である。佐藤理事の機転で公園のアルミ製ベンチ6脚をテントへ運びベッドの代用とする。メディカルセンターから毛布、テーブル、椅子、テーピングなどを持ち込み、テントには「マッサージルーム」と書いた紙を貼り付け何とか準備完了する。
大会当日はあいにくの雨
日比谷公園での活動はテントの中
10kmフィニッシュには28名訪れました
こちらは東京ビックサイト
皆で到着するランナーに「お疲れ様」と声を掛けているうち、10時半頃やっと2人組がびしょ濡れになって入ってきて、受付後早速マッサージを開始する。
その後次々とランナーが入ってきて、会員が交代で自慢の手技を披露し、寒いテント内も温かい雰囲気に包まれる。
ランナーは30分前にスタートラインに立たされ、寒くて手足の感覚が無くなり大変厳しかったが、声援に励まされ完走できたと話していた。
「楽になりました」「ありがとう」「助かります」の言葉が飛び交い、利用者28名は笑顔で帰っていった。12時に日比谷公園を後に、途中ラーメンを掻き込んで1時過ぎに東京ビックサイトへ到着。広い室内で一生懸命マッサージしている会員と合流する。
今回、施術しながらランナーとの会話を楽しみ、10kmの人とフルマラソンの人、初参加の人と常連の人、年齢や男女差などで筋疲労度の違いなど貴重な体験をさせて頂いた。
またランナーは、給水など高校生を含めたボランティア12,000名の支援、沿道の人の励ましに感謝し、女性ランナーは花束をもらって感動していた。
救護体制も確立していて、ドクターランナー100名、AED38台が1kmごとに用意され、ゴール付近で50代の男性2人が倒れたが、AEDにより救命されたとのことである。
東京都と日本陸連が主催した都市型マラソンは、ランナーとボランティア市民が一体となったイベントであり、「新しい東京の伝統にしていきたい」とのことである。
選手控え室の一角で308名をケア
長野からの助っ人軍団(助かりました
●アクセス
〒002-8066
札幌市北区拓北6条3丁目6-1